さく井工事

「さく井」とは井戸を掘ることをいいます。国土交通省で定めている、さく井工事業には、さく井･観測井･温泉掘削･還元井･揚水設備･さく孔など、様々な種類の工事があります。

さく井工事を行う前には、どの場所をどの程度掘削すれば地下水が湧き出てくるのか、事前に調査をする必要があります。地下水を含む帯水層を見つける為、資料調査･地表地質踏査･物理探査･水分調査などを行う必要があります。

さく井工事では、目的に合わせて井戸の規模や深さを決めます。設計仕様を元に掘削し、水が通るケーシングパイプを埋めていきます。さらに井内洗浄･揚水試験･ポンプの設置を行って井戸の完成となります。

さく井工事には、ロータリー式･パーカッション式･ダウンザホールハンマー式の３つがあります。井戸の目的や周辺環境などの様々な条件を基に工法を検討し決定します。